高周波・大容量のトランスを製造したい

大容量トランスを製造する際の課題

トランスの容量はフェライトコアの大きさに左右されます。
大容量トランスでは大型のフェライトコアを使用するのが一般的ですが、フェライトコアを特注すると膨大なコストがかかってしまいます。
当社では、既製品のフェライトコアを複数個組み合わせる方法をご提案する場合があります。
通常は一対しか使わないフェライトコアを二台、三台と組み合わせることで、製造コストを抑えつつ、トランスの容量を増やすことができます。

複数のフェライトコアを組み合わせる際の注意点

複数の既製品のフェライトコアを組み合わせて一つの大容量トランスを製造する場合、以下の点に注意が必要です。

【フェライトコアの振動対策】
フェライトコアは焼物(焼結材)のため、ただ重ね合わせただけでは、製品の稼働中のほんの僅かな振動でコア同士がぶつかり、亀裂(クラック)が入ってしまう場合があります。
当社では、フェライトコアの配置を工夫し、特殊なスペーサー材を用いて振動対策を行っています。

【フェライトコアの熱対策】
各フェライトコアから発する熱の対策も重要になります。
コアとコアの間に通期ダクトを設けて熱がこもらないようにするなど、放熱性を高める工夫が必要になります。

高周波・大容量トランスの製造は武蔵野通工にお任せください

上記の通り、高周波・大容量トランスの製造には特殊な設計・ノウハウが必要になります。
当社では、豊富なオーダーメイドトランスの製造によって培った技術とノウハウで、製造難度の高いトランスも安定した品質で製造することができます。
高周波・大容量トランスの製造でお困りの際は、是非当社にお声がけください。

お問い合わせはお電話(0266-64-2241)かお問い合わせフォームをご利用ください。