製品の動作中に、様々な要因で高調波が発生する可能性があります。
高調波の影響を受けるとリアクトルの鉄心が熱を帯びてしまい、正常な動作の妨げとなり、最悪火災の原因となってしまいます。
回路全体のどこで高調波が発生しても問題がないよう、高調波が発生する前提での対策が必要となります。

リアクトルの鉄心と磁束の設計で高調波対策を行うことができます。
回路全体で発生しうる高調波の予測値を元に、鉄心の適切なサイズや材質、磁束密度の設定を行います。
高調波の予測値はデータを提供してもらうケースもありますが、当社で予測値を算出して対策することも可能です。

上記の通り、高調波対策においては予測値に対して鉄心、磁束それぞれの適切な設計が必要となります。
最適な設計には、高調波対策の経験とノウハウが不可欠です。
リアクトルのの温度上昇でお困りの際は、是非当社にお声がけください。

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